久々の2泊に加え、魚止め釣査と言う鷲見さんの目的にワクワク感が募る。 下道で4時間、車止めに到着し、乾杯ビールの後仮眠・・・まさにルーティン!
これでイワナが掛かってくれれば申し分ないのだけど・・・ 毛鉤へのアタックが多く、ミミズへの魚信はほぼない。 エサ釣りからテンカラに変更後、オスの9寸がオイラの毛鉤を咥えた。 予定のイワナをkeep出来たので、テン場に戻って宴会スタート。 小食ならぬ小アルコールの鷲見さんのビールは2泊で1,400ml。 オイラは小食だが大ビールなので、ビール2,700ml+ウイスキー。 一品作ってから乾杯。軽量化のための食材消化合戦とまではいかない(笑) 左上から時計回りに、イワナカツ、イワナ春巻き、イワナムニエル、 キュウリとワカメの酢の物、尺一寸イワナの刺身。 お互い、早々にシュラフの人となるが、夜半の豪雨で目覚める。 焚火脇でそのまま寝ていた鷲見さんは緊急避難。 避難後即就寝。鷲見さん、寝ることにかけては天才的である。 翌朝、オイラは焚火を起こして水割りでチビチビ始める至福の時間。 ゆっくり朝飯を頂き、昨日の到達地点の上流部を目指す。 昨日と変わってテンカラへのイワナの出が渋い。 途中、雨が激しくなって来たので、11:00まで釣り上がって判断することにする。 「ここのイワナは悪天候前には食いが渋ることが多いですね」と鷲見さん。 雷は鳴るわ、雲が厚いわ、魚は釣れないわ・・・ 「昼飯に素麺を食べて、渓を降りますか!」と決まったんだけど、 「麺ツユ、忘れました。これも帰れってことですかね(^^ゞ」と鷲見さん。 テン場で、揖保の糸をすする。ミョウガとネギを添えて激ウマ! 最高到達点にて。鷲見さんの視線が「また飲むの?」と言っている(>_<) 結果、2泊を1泊に変更して正解でしょう。宴会料理はたくさんありましたがね(^^ゞ 帰路の空は、そこかしこで雷が光っていた。 鷲見さんのストイックに魚釣りに向き合う姿勢はリスペクトです。 人気を避け、単独も多く、スイッチが入ると宴会よりも釣り、山越え上等・・・ 源流釣りを始めた頃の自分と被る所が多い。 鷲見さんと20年前のオイラとのコンビは相当危険だろう(笑) 白い渓の緑の帰りたくなくなるテン場 あららぎ温泉で汗を流した後、再会を約束して、お互い、家路に着きました。
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