今年も最後の渓泊まりとなる。夏休みに山援隊男子部で渓泊まりを計画したけど、悪天候でNG。
切羽詰まって、禁漁当日を跨ぐ渓泊まりを計画し、土曜AM出発となった。

 車止めには先行車3台。「こりゃダメかな?」と漏らしながら、一縷の望みを託し、“歩いて5時間”と隊長に伝えたアプローチを進む。

 隊長、思いの外、歩ける!
小生は、ギックリ腰&ヘルニアからのリハビリ(と言う名の言い訳・・・)を兼ねてのザック歩き。何とテン場まで3時間半位で着いてしまった。

 早速、テン場を作り、釣りに行くと、早速隊長にヤマトが(^O^)/

初日は、8寸程度のヤマトに遊んでもらい、テン場に戻って飯!
パスタとふりかけの素でバラエティを増やしつつ、メインになだれ込む。

ピザ生地を仕込む隊長

今回のチャレンジは、焚火ピザ。
皿状の石を焚火に入れ、まさに“リアル石焼きピザ”
一度、ひっくり返して、上手く出来た(^O^)/
星空を仰ぎながら、隊長とあぁでもない、こうでもない・・・と話す。
オイラにとっては、何とも言えない、至福の時間。
「別に疲れてないよ」と言っていた隊長が先にシュラフへ。そりゃ、疲れただろ!


隊長の竿がしなりました。


泣き尺のヤマトでした。


戦艦ヤマトですな!

 オイラの目が覚めた頃には、まだ空に星が瞬いている。焚火を起こし、朝飯の準備。朝飯はヤマト天丼と決めていた。
 三面川の増水で飯盒をロストし、かつて購入していたコッフェルでの炊飯。

 焚火脇にコッフェルを置いて、渓水とウィスキーをシェラカップに注ぐ。焚火に燻された指先の香りと実際に燃えている焚火の薫りがツマミとなる朝の一杯。これ以上の至福の時間があろうか・・・と思ってしまう。
 起きてきた隊長から驚きの証言。足元が寒い・・・聞けば、シュラフカバーだけで寝たとのこと。準備の時に「シュラフカバーだからな!」と渡したが、「シュラフ“も”持って行けよ」とは言わなかった。隊長は、シュラフカバーだけでOKと思ったらしく、悪いことをしてしまった。こっちが分かったつもりでも、相手には伝わらないのだ。反省(>_<)
 

ヤマトイワナ天丼。激ウマでした。


最高到達点にて。
尺ヤマトは来年にお預けとなったけど、思う存分釣りが出来たかな。
とは言え、土砂流出が物凄く、ポイントが数多く消滅していた。
来年は渓相も好転していることを願おう。


白樺荘で汗を流してから帰宅。隊長は車中、爆睡でした。


帰りたくなくなるテン場。
来年は副隊長も一緒に来て、尺ヤマトトリオを実現しよう。

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