あくまで・・・
 シーズンオープンを迎えた2015年も1ヵ月半が経とうとしています。その年の自主解禁のカタチには毎、一捻り入れようと無い知恵を絞るんだけど、たかだか知れてますね(笑)

 そろそろGW釣行計画を考えようかなぁ・・・と言う時期にこんなメッセージが・・・
「あの爆釣した釜はどの辺りだったのでしょうか?」、「林道崩壊の先には行けないってことでしょうか?」

 ハイ、かしこまりました。
長年の渓友のリクエストです。現地確認に行ってきます。そりゃ、ルートの下見ですから、竿も仕掛けも・・・念のため、パッキングしておきました(笑)

 ってな訳で、4/11(土)、アカヤシオが小雨に映える中、早朝日帰り弾丸ツアーin2015と相成りました。

思えば、この渓に初めて来た時、単独行で下降点を間違えた。
その後、右腕の筋肉が痛くなるほどイイ釣りをした記憶がある。
釣友が言う“爆釣の釜”は文字通り爆発的に釣れ、遠方からの釣友たちと焚火を囲むステキな時間を
作ってくれた回数は多い。

05:00自宅発、06:45車止め発、9:20下降点、10:00河床着、12:00河床発、15:00車止め着。
エサ採り1時間、釣り30分・・・どこかの格言にあったような(笑)

惚れ惚れする渓相にしばし、たたずむ。
エメラルドグリーンの水、飛び散る滝の飛沫、新緑が見え始めた山肌、跳ねまわるニホンジカ。
身体全体が喜んでいることが分かる。


 増水していて、ポイントも少ない。採れるエサも少ない。山道には既にヒルの旦那がダンスを踊っている。この釜で辛うじてチビヤマトが針掛かりしてくれた。あくまで林道の下見だったのに、2015年最初の一尾との出会いに感謝。

 昨年この渓に降りた時は、なーんにもしないで帰ったので、2008年以来7年ぶりのこの渓・・・オイラを渓病人確定させた渓であります。
 当時よりアプローチはシビアになった分、ヤマトイワナにとっては幸いかな。
 帰路、タラノメを採り、マルイエ醤油川根本家で味噌と醤油を買って、家に着きました。もちろん、天婦羅Partyでした\(^o^)/
 日本の美しい渓、今年もよろしくです。

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