ブナとミズナラの杜
 9/19(金)-21(日)2011年9月以来、3年ぶりに東北の杜に遊びに来た。金曜日の夕方には新幹線の人となり、缶ビールを空ける。
 この日程は、随分前からみんなに声をかけ、空けておいて貰った。それだけ、それぞれの仕事や用事で日程を合わせるのが難しいのだが、集まればそこはパラダイス。

 言いだしっぺがオイラなのだが、行き先は渓友任せ。必要最大限の道具をザックに詰め込んだ。前回の釣行で愛竿の二番手が折れてしまったので、パーツを取りよせ、準備万端。

 途中、おぎんちゃんから、嬉しいお知らせが。
SHIMANO INSTRUCTORの我妻さんもご一緒頂けるかもしれないとのこと。一気にミーハーに転身し、ワクワク感upしたのであった。

 ともあれ、みんなと顔を合わすのは3年ぶり。そう、3年前も同じメンバーだった。ブナとミズナラに包まれて、焚火を囲んで、酒を飲み、バカっ話に花を咲かせるシーンを考えながら、原ちゃんの奥さんが迎えに来てくれた駅に降り立つ。「八木さん・・・ですよね・・・」初対面だったけど、ドデカイザックを背負っているので、まぁ、そう間違えないでしょう(笑)
 紅い実が輝いている。葉の緑と空の青とのコラボレーションがキレイだ。減水は明らかで、地元の方曰く「ほぼ一カ月の間、雨らしい雨が降っていない」とのこと。水はなくても、酒はある!テン場に向かうのである。 
一緒に焚火囲む仲間たち。元祖隊長は一時的な渓の卒業式とのこと。また、やろう!


INSTRUCTORも慎重にヘツリます。
レベルラインがキレイな弧を描いて飛んできますが、魚は出ませんでした。
我妻さんとマイタケ狙いでミズナラの樹を数十本見て回りましたが、
今回、マイタケちゃんとは出会うことができませんでした。


「突然、ドサッとと言う音がしたんだよね」翌日、おぎんちゃから聞いたセリフ。
この音の主はオイラである。酔っぱらって寝てしまったのである。イイじゃないか(笑)
早寝のお詫びに、早起き焚火で一杯やる。星の下の早朝氷結は南アとは別の味。
ヒラタケとミズナムカゴの炒め物、美味かったなぁ!

 土曜日の朝から、歩いて1時間もしないテン場まで歩いて、荷物をおろして、釣りとキノコ探し。テン場に戻って、大宴会。今回、鶏肉の塩糀漬を持参し、ホイル蒸しにしたら美味しかった。残った塩糀に釣れたイワナを漬けようと企んでいたのだが、一尾だったのでリリース。また次の機会を楽しみに、みんなの作ってくれる肴をビールとウィスキーで流し込む至福の時。
帰りたくなくなっちゃうよね
また来よう。そう言って帰路へ・・・


我妻さんは、お仕事があるとのことで早朝、渓を降りた。
お陰様で楽しい渓泊まりになりました。帰路は東北道の渋滞により、那須塩原から新幹線。
ブナとミズナラの森に囲まれて、みんなと飲んで癒されました。ありがとう。
また行きましょう!


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