秋の渓を満喫
 9/6(土)-7(日)、みっちゃんと今シーズン3回目の渓遊び。テン場に着く前に陽が落ち、ヘッドランプを付けて月夜の道を歩くのも緊張感があってイイ。

 テン場に着くと、ポツポツ来た。
デポのブルーシートがあるので、タープ代わりに張って、雨を凌ぐ準備をする。その間にも雨足は強くなるばかり・・・(泣)
 発煙筒のおかげで焚火も盛大になり、雨音をツマミにプシュ―っと乾杯。
 恵比寿様が鎮座している間は良かったが(右写真)、宴会が佳境に入る頃には、川の流れはウネリに変わっていて、「オイオイ、明日は何もしないで帰らなきゃなんないかな?」と言いながら、シュラフの人となる・・・
 翌朝、目が覚めると、辛うじて雨は小降りになっているけど、目の前は濁った水がゴーゴーと流れている(苦笑)

 「飯でも食いますか」と言いながら、焼酎とウィスキーで乾杯。身体もなまっちゃうし、天気も回復基調なので、思いケツをあげて、釣り場に向かいましょう!と言うことで出発。
 上から、どこかで嗅いだような、リンスの香りを漂わせる女性がいるパーティーが降りてくる。思わず、同校の男性を突き落としたくなる衝動を、ひきつった笑顔で押し隠し、明るく挨拶を交わす。


 朝飯は、紅白タイカレー。
みっちゃんが紅、オイラが白を持参。最近、食材の被りが多いが、好みが似ているのか、家に余る食材の傾向が同じなのか・・・まぁ、美味ければイイのである。

 1時間30分程で到着した釣り場は荒れていた。
毛バリには出ず、エサに変えて、釣り上がる。釣り上がれば上がるほど、ガレと倒木が増え、悪天候の凄さを見せつけられる。とは言え、ポツポツ魚信が出てきた。

惚れ惚れするGoldの魚体。何故かメスが多い。

 この沢を見守るような巨石が渓の真ん中に鎮座している。光の加減で、写真では上手く見えないけど、この石、真っ赤っかなんです。怒っているような、恥ずかしがっているような・・・
 そんな石のおかげか、真っ赤っかなタマゴタケがたくさん採れました。これも秋の渓のプレゼントですな。

  タマゴタケを湯がいて、わさびマヨネーズで頂きます。酒のアテに最高です。甘酢で食べても美味しかったです。一粒で二度美味しいのです!
 これも誕生日を迎えた自分へのご褒美かな。そうそう、この日、家族から外国のビールをプレゼントしてもらいました。9月は何とも言えず、充実した秋の夜長になりました。
 禁漁まであと少し。最後のプランを楽しみに、渓道具の洗濯をしようっと!

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