梅雨間の夏晴れ
 2014年6月4日、静岡県は梅雨に入ったようです。って、いつも梅雨入り宣言は、後出しジャンケンなんだよなぁ・・・(笑)
 
 梅雨入り直後の6/14(土)-15(日)、みっちゃんと山登りに行ってきました。もちろん、隙あらば、釣り。
 昼遅めの出発になりましたが、何とか今日のうちに距離を稼ぎ、20:00前に山小屋に到着。灯りが点いていないので、「貸切じゃ〜ん!」と扉をあけると、既に4人が寝てました(*^_^*)
 ならばと、星を見ながら、軒下でチョッと控えめな宴会開始。今日の主役は五穀が香る青エビス。エビス様を揃えて、自主山開きを祝います。
 道々、採ってきたウドとタラの芽をテンプラにして、塩を一振り。最高のツマミですね。枝豆にキムチ、ボイルエビ・・・自宅のツマミよりも数段上の肴を揃えて、YEBISUさんが音を立てながら五臓六腑に染みていきます。焚火が出来ないのが残念ですが、星空の明かりもたまにはイイね。

 起こしてしまった先行者に寝床を空けてもらい、負傷上がりのみっちゃんは、早めにシュラフの人に・・・オイラはお月さんをツマミに、ウイスキーの水割りをチビチビやりながら、しばらくマッタリしてました。
 それでも、明日はピークを取る予定なので22:00前にはシュラフの人に。
 梅雨入り直後ながら、ドピーカン。
朝から申し分ない天気なので、登る気マンマン。林間から朝陽が差すと、そりゃもう、この世とは思えないほど、キレイな空間が目の前に広がります。

 南アルプスを代表する花、イワカガミも朝陽を浴びて輝いています。ぐんぐん高度をあげると、下山組数組とすれ違い、山頂付近の雪の量を確認できます。山小屋に辿り着くと、さらに数パーティーがいます。天気がいいので、どのパーティ−も楽しそうです。見てるだけでこっちも楽しくなります。
 収穫(?)を終え、ピークに向かいます。

テッペンとりましたので・・・


乾杯です!


北には上河内岳、前聖岳、奥聖岳


北西には中央アルプス


南西にはイザルガ岳、光岳


南東に富士山を望みながら下り始めます


 忘れちゃいけない、この日はFIFA World Cup Brazil大会 日本vsコートジボワール戦です。実はみっちゃん、ラジカセを持参してくれました。スイッチオンしたら、日本1−0コートジボワールからたちまち日本1−2コートジボワールになってしまいました。この時ばかりはみっちゃんを恨みましたね(笑)

 小屋について、日本の勝ち点3に乾杯するつもりが、チンやりと喉を潤すことになりました。そうは言っても、腹は減るので、スペシャルチャーハンとスペシャルラーメンをこしらえます。このスペシャル食材のために、ご飯も多目に炊いておきました(^o^)/

 ホント、イイ天気で帰りたくないんですが、それでも現実世界に戻る時は来るのですね・・・
 
 帰路見つけた、虎キチのような毛虫。大阪界隈だったら、マスコットになるんじゃないかな(笑)。

 行きも帰りも雪シロで押しの強い本流を徒渉し、急がば回れの全く逆をいくボクら。それでも、釣りはしなかったけど、街場の穢れをそぎ落としすことが出来たことに感謝。

 そうそう、帰り支度をしている時、TJARのディフェンディングチャンピオン望月将悟さんとバッタリ。車止めから上河内岳往復のトレーニングとのこと。時間を聞いてビックリ。「5時間くらいですかね」だって。スバ抜けてスゴイ人に会えたおかげで、ボクらの自堕落な山遊びのステキさを再認識できましたね(笑)

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