隊長、副隊長は鮎タビで、事務局長は運動靴で残雪の斜面を登ります。事務局長に「運動靴と鮎タビ、どっちが歩きやすい?」と聞くと、運動靴と言うので、致し方なく雪上運動靴登山。あれだけ、ブカブカじゃ仕方ないか?
そうは言っても鮎タビだって雪の上は滑ります。ところどころ、転びながら、2,000m位まで来たところで、引き返すことにしました。山道の全てが雪になってしまい、土にエスケープすることが出来なくなってしまいます。この装備では危ないので、山小屋に戻ることにしよう!
途中、鎮座するお地蔵さんにお参りして、安全を祈った直後、副隊長が不用意に蹴落とした石が事務局長の右脹脛に命中。大泣きする事務局長。あれほど、上から石を落とすな!と言い聞かせたのだけど、こういう環境では楽しさが先行しちゃうんですよね、まだ、子どもですから。隊長、副隊長を叱っていると、事務局長のダメージも大したことがないと分かったので、隊長・事務局長を先行させて下山します。
視界が開ける場所では雪を被った山々がキレイに見えます。 山小屋に着いたら、何しようか・・・と思っていたら、隊長が「釣り!」とのこと。昨日の釣果で味をしめたようです。山渓中毒者1名追加となりました(笑)。ランチはざる蕎麦と決めていましたが、上手くいけば、イワナ天付きだな!
「顔の丸いのはメスだから逃がそうな。何でか分かる?」と聞くと、「卵産むからだよね!」と隊長。昨日はそう言っていたのに、今日釣りあげたイワナの頭を岩に打ち付けて〆てました(笑)。これでイワナ天付きざる蕎麦決定!
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