朝陽に映える緑の葉と焚火のコントラストが思いの外、気に入りました。

 藤枝大祭りの翌週、クーリングダウン(?)に南アにキノコ狩りに行ってきました。女子組は実家なので、Men'sのみです。
 結果から言うと、時期が遅く、ほとんどのキノコが流れていたため収穫ゼロ。それでも、中秋の南ア歩きは楽しかったねぇ。しかし、朝晩は冷えたので、焚火の温もりがありがたかったです。 
隊長がモノクロで焚火を撮ってくれました。何とも風情がありますね。
今回は全員箸を忘れたので、落ちている枝を削って箸にします。隊長、副隊長も上手く削ったね。
その箸で食べたのが、パスタ(笑)。でも、箸削ってパスタかよ!ってツッコミはなかったな(笑)


 初日は、河原を歩き、高台のテン場にゴロリ。初の試みでタープの1端を垂らしてみた。広さは十分だが、雨が降らなくてよかった。
 朝ご飯はタイカレー&ライス。隊長は辛いのがイマイチ苦手らしいが、それでも肌寒い渓では辛くない方を食べました(笑)
 
 でもって、左岸の踏み跡を上流へとキノコ探しに出掛けます。途中、ムラサキシメジっぽいキノコが1本、キレイに生えてましたが、後は、流れながらもアンズタケが分かったくらいで、他は黒かったり、干からびてしまったりと流れていました。
 ならばと、取って返し、テン場を片付け、別の尾根に採り付くことにします。踏み跡を歩くだけでも、隊長と副隊長はスリル満点のようです。樹木が円くなっている場所で記念撮影。
 渓の水は終始濁っていました。
「結構深いんじゃね?」と疑い深い2人。
濁っているとそう感じるんだよね。
そういう時はオイラが先頭切って行くことで、隊長・副隊長も安心して徒渉します。だけど、水は冷たいよね。 途中、キノコ狩りのおじさん2人に遭遇します。
稚魚放流もするとのことで、活かし魚籠も据えてあるとのことでした。軽く挨拶を交わし、支流で澄んだ水を汲み、この後のランチに備えます。

 こうしてみれば、隊長も副隊長も立派なもんです。格好は板についているね(笑)。愚痴も言わずに歩くから脚も大したもんだ。キノコ採れたら良かったのになぁ・・・
 

ランチ中に現れたミヤマクワガタ
カッコ良かったっけなぁ!

瀬畑さんDVDで習った、「森の色が変わる境目にキノコが生え易い」
と話をしながら取り付くも、肝心のキノコはNothing。こんな日は早々に
引き揚げるべし!と思ったので、ダム湖の見える尾根でツナ&たまご
パスタをたべて記念撮影。結構な急登だったから、疲れたでしょ。

「お父さんもたくさん食べなよ!」と気遣ってくれる
隊長、副隊長に感謝。自分たちが持ってきた
お菓子も分けてくれて、お腹イッパイです。
キノコは採れなかったけど、
生えているってことはかったよね(笑)
 途中、吊り橋には、シカの糞のほかに、干からびたカエルの骨と皮がありました。こんな狭い場所でウンコするシカもシカだけど、ここに食べ残す猛禽類も猛禽類だなぁ・・・丁度、橋のど真ん中あたりで、顔の皮だけ残ったカエルの顔には、雰囲気がありました。

 「温泉入って行くかい?」と聞くと、入れ食い(笑)
それも、この前、渓遊びの帰りに寄った温泉とは違う温泉がイイとのこと。「温泉って、全部、露天風呂が付いているんじゃないの?」と爆弾発言をこぼす隊長。君たちが行く温泉は、ひなびているけどイイ温泉なんだよ・・・と滔々と説きながら振り返ると、後部座席で重なるように爆睡してました(笑)

 そろそろ温泉、というところで、丁度、シカを捌いていました。ニホンジカでしょう。山で生きる人たちにとっては貴重な資源を食べてしまう害獣でもあります。シカに罪はないんですけどね・・・

 最後は御所望の露天風呂、接岨峡温泉森林露天風呂で疲れを流して、家路につきました。実は家に戻って、藤枝大祭り第二屋台梃子棒の折開きと称して、バーベキューをやりました。渓から帰ってからもオモシロイでしょ!また、行こうぜ!!

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