人面焚火?(笑)

 お父さんたちの夏休みは、家族の予定との“調整”が全てです。奥さん、子ども、少年団やクラブ、習い事、家の車・・・それなりに前から、“調整”を重ね、この日を迎える。スケジュールは3日だが、初日は車止め車中泊。車止めには先行車が1台でソロっぽいので、銀座状態が回避できそうな所で、カンパイ。夜、満天の星空を見上げながら、ビールを煽るが、想像以上に肌寒い・・・
 簡易テントから身を乗り出し、朝飯食べて、ションベンして、久々にザックを背負う。1泊なのに、何故か過剰荷物(笑)・・・それもまた良し!
 流出土砂が思いの外、堆積しており、吊り橋との距離が数年前よりも明らかに縮まっている。両岸のガレは明らかに崩落面積を広げ、支流の堆積土砂も山状態になっている。子どもたちが大人になる頃にはどうなっちゃうんだろ?山がなくなるのは訳ないんだろうけど、もう一回山になるのは気が遠くなるような時間がかかるんだろうなぁ・・・
 

苔蒸し人面石(笑)
 これだけ釣りに時間を割いたのは久しぶり。いつもは「はい、カンパイ!やっぱ、酒だね、酒!」と安きに流れていましたが、今日は見違える程、釣り屋でした(笑)。渇水で出は渋かったですが、その分、深場の溜まりは人集りならぬ、イワナ集り。
 
 その分、夜の宴会も盛大です。
イワナの刺身、てんぷら、枝豆にゴーヤを肴に、ビール、ワイン、日本酒、ウィスキー・・・星空と渓の音と共に五臓六腑に染み渡ります。快適なテン場は快適な眠りを約束してくれます。よく歩いて、よく釣って、よく飲んで、よく眠る・・・これぞ渓遊び!なんて自己満足に浸り、快適な朝を迎える。
 朝酒には、ナンといなばのタイカレー、ご飯にはタイのプーパッポンカリーを絡めて、美味辛い夏渓の朝飯・・・大満足。

帰りたくない・・・


黄金の魚体



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