初夏の東北ブナの森に遊びに行こうとパッキングしていると。東北地方の梅雨入り宣言。
予定していた山形地方は250mmの大雨って言ったって、ザックは背負うばっかり。
ってな訳で、金曜日の朝、そのザックは満員電車に揺られて駅のコインロッカーに収まるのでした。

今回は、荻野さん・なべちゃんとオイラ、自称“運転手募集中チーム”による東北渓遊び。
大雨の山形から、太平洋側は宮城内陸部:名取川支流で遊ぶことにした。
金曜の夜、新幹線の人となったオイラは同時に、缶ビールの人となる。
雨で渓泊まりを早々に断念し、温泉近くのバンガローに予約を入れ、アフターフィッシングの準備は万全。
車中、ビールを煽り、うたた寝しながら、4:00過ぎに「んじゃぁ、行きますか!」と腰を上げる。

 
 渓は大行沢と書いてオオナメサワと読む。字のごとく、渓床は超ナメナメで、光の加減で足元が全く見えない。楽勝!と思って進むと、しっかり首元まで水が来たりします。
 お二人は関東なので、静岡から来たオイラに竿を出せてくれます。しかし、このメンバー、誰もエサを持ってこない。まぁ、オイラはいつも現地調達なので、カワムシでも捕ればイイや!と思っていたが、それもようやくカワトンボの幼虫が数匹捕れる程度。
 それでも、ようやくこの渓の一尾がきました。
その後、尺クラスが竿を絞りましたが、針が外れ、万事休す。上流にかかる滝で納竿。
 温泉入って、バンガローに戻ったのは、10:30「じゅうじはん?」とは言うが、3人の顔は笑っている。さて、雨にも負けずに遊んだから、雨に濡れないバンガローで飲むか!!
 ここらで、お気づきの方は鋭い!釣りに行ったのは3人だけど、宴会は4人じゃないかって?
 そうです。仙台在住の釣り医者:山城君を「仙台の美味いもん食わせろ!」「看護婦同伴で金一封!」などと恫喝・恐喝・金で釣る・・・とあらゆる手段を駆使して呼び出したのである。

 快く(?)駆けつけてくれた山城君と数年ぶりの乾杯。美味いねぇ!
 隣のバンガローが気になる。オイラたちよりチョッと(かなり)若い男女がほぼ手ブラで、大きめの建屋にいる。思わず身を乗り出したくなるハシャいだ黄色い声すらする。相当酔っぱらっているが、4人で“しだまちブログ編集部”を結成し、取材と称して、バンガローに突入!

ブナの森は静かで優しくて、美しい。バンガローのカラ騒ぎとは別物だ

そうしたら、山城君の後輩たちだった
これじゃ、オヤジの出る幕じゃない・・・


一足先に帰った団体からもらったスイカは取材のお礼・・・
わらしぼ長者にはなれなかった(笑)


ブナの上にも3年・・・

お天気には勝てませんので、天気に合わせて遊びましょう。

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今度、東北に来る時には、青空の下で、目一杯釣りもしたいな!

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