大人になり切れない大人が社会を騒がす事件を起こすようになってしまった。
一杯やりながら、そんなニュースを見れば、「全く、しょうがねぇなぁ・・・」と言うのが口癖のボクら。
じゃぁ、ボクの遊びは大人になり切れているのかと聞かれると、キッパリこう答えるようにしている。
「ボクらは、一時、子どもに帰るのです。また、大人に戻ってきます。」

そう言う訳で、今年のGWもチョッとだけ子どもに戻りに渓の奥に・・・
“ミニ鯉のぼり(presented by みっちゃん)”がテン場でマッタリと風に泳ぎます。
 前夜の宴会は、開始早々、軽量化対決による食糧早出し競争により早期終結。食い散らかしても、コッフェルに酒が残っていても、フライパンにパスタが残っていても、叱るお父さんやお母さんがいないこの場所で、思いっきり“子ども返り”しちゃいました。唯一ボクら子どもに与えられた特権は“酒が飲める”ってことかな?やっていることは、子ども以下かもしれないけどね・・・

 最高のテン場に荷を下ろし、釣り上がります。
3度目の“滝越え”の目標は、終日様子見だった“釣れ過ぎルアーマン”と“餌釣り大物マン”に阻まれるも、通称:釣り堀では、大喝采の釣り大会が繰り広げられたのでした。。チョッとだけ、滝上を望むも、ヌルヌルのズリズリで、早々に撤退。


駄々っ子

 渓遊びを写真に撮るとき、釣った人、
釣られた魚、場所、水の流れ、その時の
季節感・・・こう言ったものが上手い具合に
ミックスされることは稀なような気がする。
そんな中で、偶然にもそれに近いショットが
撮れた気がする1枚。
 そうそう、偶然の写真に満足するだけじゃなくて、
もう一つプチ喜びがあった。今回の渓泊まりでは、
ようやく本来の用途でザイルを使った。
今までは、痔の人用のドーナツ椅子か、
枕にしかならなかったけど、滝越えに使ってみたのだ。
自分のザイルで壁を超えるって言うのは、
それなりに感じる部分があるんだなぁ・・・と思った。

 こういうヤツに遊んでもらえると、「また来たい」と思う。
それは、子どもだからかな?
イワナちゃんの方が、よっぽどオトナかな?


この2日間、終始ニタニタしっぱなしではあったけど、
盛大に“大人用こどもの日”のお祝いが出来たと思います。
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