明るいうちにテン場に戻ると、既に浅川さんが焚き火を起こしていた。着替えて一杯やり、"今年最後"と言う免罪符でイワナちゃんを〆る。間もなく、みっちゃんが合流。先行者と談笑し、「宴会に誘ったよ」とのこと。焚き火が最高潮になったころ、千葉から来たKさんが釣り姿のまんま登場。
「まるで街の居酒屋ですね!」とボクらには最高の褒め言葉を頂く。酒を勧め、身を切って情報を得ようとするイヤらしい地元釣師ならぬ飲み師と真っ暗になるまで宴会に付き合ってくれたKさん・・・ご自身の事を惜しげもなく話してくれたけど、ボクらは名前すら明かさず、ただただ聞き耳を立てていた(爆)。真っ暗な流れを渡渉して戻っていったけど、転ばなかったかな?食い散らかしたボクらのテン場と比べ、小綺麗に片付けられたKさんのテン場はお手本そのものだった。
翌朝、カロリーフリーはならぬストレスフリーの状態で出発。前回、枕になったザイルを今回は滝上の流れに行くために使おうと心に決め、歩き始める。上流部も水は少なく、渡渉に苦労する場所はないので、今後のテン場を物色しながら釣り上がる。 |
初挑戦 イワナのカルパッチョ
タマネギを水に晒せばモアベター |