【途中、雪を蹴っての歩きで辿り着いたテン場】
土曜日の午後、みっちゃんと一緒にレオーネに乗り込み車止めへ。
途中、何台もの車両を見つけながら「どこに入ろうか?」と考えるも、
決まらないので、「ならば当初の予定通りに!」と車を走らせる。
最近、テン場では、早寝早起きが習慣になっており、
この日も、前夜9:30起床、翌日3:30起床→朝氷結→二度寝→4:45起床・・・
と言う早朝特選コースを堪能してしまったのであった。
話を戻そう。
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【二日目の朝、雨の中を遡行する】
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みっちゃんとアプローチ途中に「今日はタラの芽、
食いてぇなぁ・・・テンプラ粉持ってきたし!」と言い合う。お互いが同じものを持ってきたのであるが、
そのあたりは気にしない。
テン場到着早々、夜の準備をした時点で時計は
既に17:15。通常であれば、即宴会突入なのだが、
「それでもイワナ・・・」と思い、釣りに出掛ける。
そのイワナは夕餉の食卓を飾る。
@チーズ&タマネギ&ニンニクホイル焼
A身と骨のテンプラ
その他にも、タイ ライスヌードル(辛味は1/3でも
辛い)、タケノコ焚き火炙りタルタルソース和え等が
アルコール誘発剤として並ぶ。 |
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タイ風、ライスヌードルは、スティック状になった
ヌードルをお湯に15分浸してから、水を切り(→右写真)、
フライパンで炒めながら味付けをする。 |
【ナンちゃって、天空切り】
タイのライスヌードルは
辛味を1/3にしても十分辛い |
【夕餉の食卓】
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イワナはテンプラとタマネギとニンニクを添え
チーズホイル焼で頂く。
その他にも、タケノコのタルタルソース和え、
新ジャガの塩茹で、タイ風ライスヌードルなどを
美味しく頂いたが、星空でないのが残念だった。 |
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夜は舟を漕ぎ始めたオイラにみっちゃんが「寝るか!」と声を掛けてくれる。
空きっ腹にビール駆け付け3本、足元は焚き火でポカポカ。
コレなら眠くなってもしょうがない、と自分に言い訳していると、
みっちゃんも不法行為に・・・。って、大した問題じゃないのだが。
源流部と言っても、気温、水温、天候、オサカナさんの腹の空き具合で事情は違う。
どうも、この日は、お魚さんもご機嫌斜めらしく、食いも渋い。
先行者も多いせいだろうか?とは言え、十分に楽しませてもらった。
持って行ったミミズが瀕死の状態で使い物にならず、
一生懸命、キンパクを捉まえたが、獲ればデカイ。
アピール性抜群なはずだが、出は本当に渋かった。
しかも、純血ヤマトは姿を見せず、混血ヤマトばかりだった。
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翌朝、贅沢にも炊き立てのご飯を東京は千代田区神田に本社を構える肉で有名な“肉の万世”の肉チャーハンの元でチャーハンを作る。
持ってきた食材の残りを炒めに加えた、万世チャーハン。
これがまさに絶品。
少々残ったご飯はお茶漬けにして流し込み、いざ出陣。
荷物はテン場に置き、曇り空からいつ降り出すとも分からない雨を心配しながら、釣り上がる。
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実は、昨日はボーズだったみっちゃん。
針掛りはしたが、取り込めずじまい。
「明日は、あそこ(=バラしたポイントと
同じポイント)に入れば、絶対に食う。」
と言うのだが、結構、焦っていたようだ。
で、朝一番、そのポイントには振られ、
ようやく出た一尾に満面の笑み。
オイラも含め、この瞬間のために源流に
来ていると言ってもいいんじゃないだろうか。
この後も二人でグングン釣り上るが、
依然として、魚の出は渋い。
昨日の夕間詰めにパタパタとあった
魚信は、夕間詰めならではなのか?!
などと、ブツブツ言いながら、平坦な
河床を釣り上がる。 |
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【今回の源流最奥部到達点】 |
せっかく来た源流。
大物を!と言う淡い期待はあったのだが、
この時期の期待はなんと言っても、
“タラの芽”であった。
しかし、タラの芽は、ようやく赤い蕾が
こんもりして来た程度でとても獲って
テンプラにしようかという状態ではなかった。
こうして終わった今回の釣行。
当初の目的であった、“タラの芽のテンプラと
マッタリ温泉”は何も満たされていない。
しかし、帰路途中、終了5分前の温泉に
飛び込み、番頭さんがいない間に入浴を
済ませると言う、事実上の“温泉泥棒”、
および、タラの木が群がって植わっている
場所に行き、モノの5分で十分なタラの芽を
頂戴し、当初の目的を、ある意味では、
いとも簡単に果たしたのであった。
やっていることは泥棒みたいなものだった。
そう、ミッション ポッシブル。
あぁ、楽しかった。また、行こう! |
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みっちゃんの日記
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