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歩き始めて間もなくバテる。
と、こんな物が・・・!
YAHOOで「田中式熊捕獲檻」と
検索してみるが、特許扱いに
なった形跡はないが、
福井県あたりの熊調査では
結構重宝されているようだ。
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ガイドには「熊笹を掻き分け云々・・・」と言う下りがあったので、それは夏の話だろう・・・と思っていたのであるが、どっこい、冬も熊笹は元気であった。
途中行く手を阻まれたところもあったが、みっちゃんに従い、稜線を目指して歩いていくと、熊の爪跡だろうか?しかも結構新しい。
「田中式熊捕獲檻」の活躍を想像しつつ、怖いもの見たさではないが、一度、熊と遭遇してみたいと言う衝動に駆られる。
しばらくすると、頂稜らしい場所に辿り着く。
吹きすさぶ風は鼻水を誘う。
歩いているといいのだが、止まると寒い。
簡単に見つかると思っていた池が見つからない。 |
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「どうせここまで来たんだから・・・やっぱり池、見たいよね」と言い合うも、方向音痴のオイラは、みっちゃんについて、あっちこっち探して回る。
ガイドを参考に、頂稜からやや下っていくと、踏み跡らしきものがあるので、辿っていくと、ありました、池が!
コレが源流となっている池である。
周囲の稜線よりもやや低くなっているだけなのだが、冬を迎えるこの時期でも、水を湛えている。
どうやって、水が溜まるようになっているのだろうか?流れ注ぐ川がない以上、山が水を蓄えているということ以外に考え付かない。
みっちゃんと二人ですかさずビールで乾杯をするが、体の芯から冷えていくのがよく分かる。 |
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この日のメニューは「タイカレー」
鶏肉などの具は用意しなかったが、
飯盒飯も美味しく炊け、
初め甘く後から辛いタイカレーは
寒いときにはなかなかよろしい。
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池から沢の流れ出し。
こうして大井川は幾つもの流れを集め、
大河となり、山河を、渓を育むのである。
本当にいい物を見ることが出来た。
イワナは確認できなかったが・・・
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往復、約6時間の冬山歩き。
オイラは冬山(とは言っても本格的ではないんだろうが・・・)は初めて。
みっちゃんのお陰でいい経験をさせてもらった。
オフもこうして遊べれば楽しいもんだ。
帰りは温泉につかって、ご機嫌で帰りました。
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