| さて、今回は怪しいタイトルであるが、新潟の小黒川(上権現堂山・下権現堂山に端を発し、破間川に合流する小河川する)で岩魚を釣って、トイレ･水道付キャンプ場で宴会をし、翌日は日本海で岩牡蠣を採って食べよう！という壮大な遊び計画なのである。どちらかというか、思いっきり岩牡蠣がメインであります。 実は、このプラン、翌週に決行予定であったが、かねてから「岩牡蠣は美味いぞ、本当に美味いぞ！」と川上さんに耳元で囁かれていたオイラであったが、生憎、翌週はＮＧ。ひょんな折、金曜日に東京出張があったので、「翌土日とどっか行きませんか？」と連絡をしたところ、ご配慮頂き、急遽この遊びが実現したのである。 |
 権現堂山ではコウモリが出迎えてくれた |
 思い思いの楽しみがある |
金曜日の夕刻、小峰さん、よしみさんにピックアップしてもらって、川上さん宅にお邪魔し、そのまましばし宴会･･･ 沼田に会場を移し、サカタのおっちゃん、マムシ親父さんと合流し、宴会再開。 翌日、「10数年前に来たのでよく分からん」という川上さんナビを頼りに、現地に着いたのは8:00前か？ 「こんなところに先行者もヘッタクレもないだろう」と高を括っていたが、ナント、大宮ナンバーが車止めにいるではないか？話をすれば、ここより下流に竿を出すとのことで、ならばと、小河川に大人６人がガサガサと出掛けていったのである。 |
| 魚影は上流部に行けば行くほど、濃いような気がする。 １人一尾の夕餉のおかずに一尾足りず納竿。 オイラは最後の方で、提灯テンカラで岩魚を一尾掛け、自分の分だけは･･･という面目躍如。 登山道だろうか、右岸、左岸と明瞭な踏み跡がある。 下りながら、大きくなってしまったコシアブラの若葉だけを夕餉のツマミに摘んでいく。 今晩は、トイレ水道付のお気楽宴会･･･と思いきや、キャンプ場は地元の大人子ども学校関係者で満杯。 クラス単位でのバーベキューだろうか？ 先生と親が事前の場所とりからブルーシート敷き、バーベキューコンロの設置、炭の配布、食材の配布まで全て行う。中学生と思われる子どもは待っているだけ。挙句、先生が供給過剰と思われるトーチバーナーで各バーベキューコンロの炭に火を点けて回っている。子どもは何をしに来たのか？物事の段取り、準備をさせること、火の扱いを教えることも教育でもあり、勉強でもあり、遊びでもある。このあたりが学校教育が大きく履き違えているのでは？などと文句を言いながら、でも酒は進むのである。 |
 この二股で納竿 |
 用意周到 |
夜には小千谷にいる野遊び名人山田さんも合流し、楽しい宴会は続く。 サクラエビとコシアブラの掻き揚げ、岩魚のテンプラ、モツ煮･･･酒のツマミには事欠かない。 明日は岩牡蠣採り･･･ その準備をする川上さん。オイラは勝手もわからず、海パンと競泳用ゴーグルを持ってきただけで、「お前は海をなめている！」と川上さんに指摘されるが、本人は意味が分からない･･･ 翌日、日本海に行ってみて意味が分かるのであるが、岩牡蠣は生でヨシ、焼いてヨシというまさに「海のミルク」。 後処理の仕方、殻開け方まで山田さんに教えて頂く。 |
| ところが、昨日の酒が若干残っているオイラ･･･ 岩牡蠣の後処理を波打ち際でやっている間、寄せては返す波に揺られ、その後、コマセを撒き散らす失態を演じる羽目になる。 限られた砂浜に大の大人が岩牡蠣と酒で大宴会。 こういう遊びをいつまでも続けたいと心底思う。 とは言え、ここは新潟、日本海。 オイラの家は、静岡県。 そう、帰らなければならない。 寺泊市場でウニと一緒に岩牡蠣をクール便で送り、山田さんに新潟の美味しい煎餅を送ってもらうよう頼んで、一路、帰路へ。 |
 浜宴会 |
 あぁぁぁあぁ･･･高崎は、今日も･･･ |
新潟で遊びすぎたせいもあって、電車の時間があるか心配になったので、安全に高崎から電車に乗る。 以前、大宮、宇都宮、立川など関東周辺の主要駅の大きさにびっくりしたことがあるが、今回もつくづく静岡が田舎であることを思い知らされる。 この段になると、コマセを撒いた胃腸も回復。 新幹線でビールとチーカマが大変よろしい。 初めて会う方との出会い、行ったことがない場所で釣り糸をたらし、美味しいものを食べる･･･こういう遊びが大好きだから、いつまでも続けたい。 そう大人は渓･川･山･海どこでも自然を舞台にして遊ぶのである。 それもこれも、家庭あったのことだと、帰りの新幹線で改めて噛み締めながら、駅まで迎えに来てくれた女房に感謝なのである。 |
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| ＜日 程＞平成17年７月23日(土)〜24日(日) ＜メンバー＞川上さん、小峰さん、よしみさん、サカタのおっちゃん、マムシ親父さん ＜エ サ＞ブドウムシ：トンボ、クモ、キンパク、テンカラ毛鉤･･･すべてＯＫ |
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