2005年6月1日。
静岡県内のほとんどの川で鮎釣りが解禁となった。
唯一、興津川だけが、全国の先頭を切って5月21日に解禁しているものの、オイラのような片手間鮎釣り師には6月1日が解禁である。
 とは言え、平日。3:30起床で仕事前の数時間、竿を出しに行ってきた。
 
 今年は春の雨が少なく「解禁前に一雨欲しいなぁぁぁ」という解禁待ちの鮎マニアに不安を与える天候だった。
案の定、川は水が少なく、コケも動いていない。
 でも、解禁はお祭りだから、イイのである。
1尾でも針にかかれば、ホクホクなのである。
ナメきりのオイラは半パン・半袖姿にフリースを羽織り、4:45の川原に降り立ち、おもむろに仕掛けを整え始めたのであった。

例年のポイント・・・今年は雨が少ない


日が差せば暖かいのである
 例年ポイントで3尾ほど鮎をかけてから、魚信もなくなったので、少し下流部の淵に移動する。もともと1人釣り人がいたのであるが、結局、3人集まって竿を並べることになる。
 もともといたオジサン曰く「今年は鮎が少ねぇなぁ・・・だってよぉ、見えねぇもんなぁ、こうして見てもさぁ」と釣果のなさを嘆いているが、魚籠には3人のうちの誰よりも多い鮎が踊っている。
 “話半分に聞いとけよ!”と言われることがあるが、釣師の話は半分どころではなさそうだ・・・(笑)

 5:30頃に一番寒く、半パンのオイラは唯一違和感のあるスタイルだったが、徐々に日も当たるようになり、鮎の活性もあがってきた。
 針を変えたころと、鮎の活性が上がった頃とがちょうどマッチしたらしい。


全25匹の釣果


最大17センチの初物鮎


魅惑の上唇と避けた口、そして、つぶらな瞳・・・

仕事があるのでそろそろ引き上げなきゃ・・・と思った頃から入れ食い状態。
十分な引きを楽しませてもらい、解禁釣行はおしまい。
翌日にフライにして美味しくいただきました。

香魚と言われる鮎はやはりこの時期の旬だなぁ・・・・・・



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