ほとんど平行移動の山道を、Kかみさん、小林さんはテン場を急ぎ、他の4人は一度本流に下りて、夕餉のオカズ調達の任務を仰せつかるが、出が渋く、昼過ぎにテン場合流となる。 この日は数名が僅かに竿を出しただけで、「明日の支流にかけるんだ!」と早々に宴会になだれ込む。
途中、後発組2名が前を通る時、入る渓を確認し、行ってらっしゃいをしつつ、「明日の支流は貸切りだぁ!!!」と酒が進む。別に競っているわけではないのだが、Kかみさんとオイラとで焼酎を順番に飲んでいるうちに1g空けてしまい、ビール、バーボンも飲んでいたので睡魔が襲う。
悲劇は夜中に起こった。
顔を叩く風雨である。
オマケに夜中にテン場脇で落石があり、ヒヤッとして起き上がるが、事無きを得た。 その安心感からか、03:30頃起床した際に、ビールと氷結レモンと余ったバーボンをKかみさんと飲み出してしまい、二度寝をする。
この間に1パーティーがオイラたちの前を通過したらしいが、、どの渓に入るかまでの会話が出来るまでもなかった。
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