【年月日】2003.3.9
【気 温】−6℃〜3℃
【水 温】5℃
【天 候】晴れ時々曇
<写真:普通はこの状態でしょうか?>
事の始まりはいつものように・・・・・・
「日曜日って何してますぅ?」
「いやぁ、特に何もないんだよねぇ」
「どっか行く予定なんかあったりします?」
「そうだなぁ・・・でも春先だから行っても日帰りで早アガリだなぁ・・・」
「それ、オイラもノリました!細かいことはまた・・・」
と言うわけで、綿密なプランニングのもと、土曜日の夜に3名の藤枝人が集結and出発。
でもって、到着した車止めであるのだが・・・
雪上にテント?
どう言うことなんだ?と思われる方がいるかもしれませんが、イイじゃありませんか!
好きなんだから・・・(^_^)
と言うわけで、出掛けたのであるが、山道の途中までは快適そのもの、
後半は雪が残っておりヒヤヒヤもの。バカなが隊曰く
「いつもなら、ずっと雪って事もあるよあなぁ」・・・
んじゃぁ、今日はラッキーかなぁ・・・と思いつつ、車止め宴会用の薪を探すが、
雪に埋もれて見つからない(-_-;)
浅川氏が樹を切り倒して暖をとろうとするが、結局火がつかず、寒空での
立ちっぱなし井戸端会議となり、仕方なく、シュラフに入る。
焚き火の下手な自分にどうも腹が立った・・・
<写真:カワムシを採って数回振るとこの状態>
AM6:00、目が覚め、それぞれ支度をして、雪道のアプローチを下降点まで林道を行く。
途中、浅川氏はバカなが隊がバカなが隊たる所以のバカなが
で目詰まりのフェルトソール
で下降したため、滑りまくり、オチまくり(受験生の方ゴメンナサイ)でようやく河床到着。
最近の雨もあって、思ったより豊富な水量ではあるが、カワムシ(キンパク)を
採れば取れるのであるが、そのタモの水を切るために
数回振ると写真の通り凍てついてしまうのである。
同じ3月で先週は大雨、今日はバカ寒とそれぞれの試練が待っていたのであるが、
コレも3月という事で、別にそう言うものなのである!!
とは言うもののサスガに食いは渋い・・・
隊長はミミズで、浅川氏はブドウムシで、オイラはキンパクで釣り上がるが、
ここぞ!と思ったポイントでもアマゴちゃんが挨拶してくれる数が少ない・・・
<写真:サスガに渡河を諦めた淵>
そうとは言うものの、やっぱり上を目指してしまうのが釣り師の性・・・
上へ上へと大物を求めて遡る。
5寸〜6寸程度のアマゴちゃんが顔を見せてくれる。
食いが浅いせいか、針掛がよくないので、バラす事の方が多かった。
ここでも「まぁ、3月はこんなモンでしょ!」
とオイラたちは極めて明るい。
別にどうしても大物を!という切迫感がほとんどないのである。
時期が来れば釣れるさ、ってなもんで、その時間を思う存分楽しんでいた。
とは言え、バカながで渡河するバカなが隊はイイかも知れないが、
防水じゃない普通の格好で胸まで浸かるのはいささか憚られたので、
この地点で引き返すことにする。
<写真:サビが全くないこの渓のアマゴ>
「まだ春だし、早く帰ってポイント稼いでおかないとなぁ」
「オレはオマエを1人で渓に行かせられない!って嫁に言ってあるんだ」
「そりゃ、体のイイ言い訳だろう!」
「まぁ、そりゃイイけど(何が!?)、今日はあがるとするか?」
「そうだな、午後は家で家族サービスだな」
「そうそう、嫁さんは旦那の遊んでいるから、朝はゆっくり出来るしな!」
「家族サービスって言っても、家で寝てるだけだけどな(-_-;)」
「それじゃ、かえって邪魔なんじゃないの?」
「そうとも言うけどな」
「ともあれ、合法的な(ナンデ??)家族サービスしに帰りましょうか!」
と言うわけで、6:30出発、車戻り11:30という
日曜早朝家族サービス釣行に幕を閉じたのでした。
帰りには島田のお好み焼き“さくらい”でお腹を満たして大満足でした。