6月1日
さて、いよいよ、待ちに待った今年の鮎釣り解禁日
がやってきた。
余裕があるときは前夜からテントを持って出かけ、星空を見ながらイッパイ引っかけて、
朝靄の中、朝ビールを飲みつつ、仕掛けを準備するのであるが、今年は、そう言うわけにもいかず、
朝4:00過ぎに目を覚まし(寝坊気味である)、5:00には淵に到着という早業で
解禁を迎えた。
毎年、藁科川の同じ淵で解禁を迎え、
毛針を垂れる。水が少なかろうが、先行者が居ようが、
昨年の大雨で流れ出した土砂で淵が埋まっていようが
絶対にこの場所で釣り糸を垂れるのである。
そうこうしているウチに、こちらもまた毎年解禁日に藁科川のこの淵に登場する
Kさんが予想通り登場(その横はどこかの鮎フリークのおじさん)。
<写真:藁科川5時間の釣果 “最少7.5p〜最大17p”>
今年はどの新聞、又聞きでも『天然遡上ものが多い』 ということであった。無論、解禁前には成魚放流もしているのだが、 天然遡上ものと聞くと、どうもときめいてしまうのである。 しかし天然物だけあって、型は小さいままである。
<写真:しばしの日除けである>
<写真:大井川の釣果 12p〜13pが主体>
午後2:30〜5:30過ぎまで、チョット強めの風に吹かれながら15尾程の 鮎を手にして、家路を急ぐ。
こうして今年も無事に鮎解禁の儀式が滞りなく終了した。
ここ3年は午前中に藁科川、午後には大井川という
一日に二度解禁という状態が続き、それぞれの川の鮎を堪能させてもらっている。
釣れる度にスイカの香りがすると言われる
鮎=香魚を掴んだ手を鼻先に持ってきて、
その香りを楽しみながら、解禁の一日は終わったのでありました(^^;)