こんなはずじゃぁぁ

【釣行日】 1999年8月7日(土)
【気 温】 21.0℃(AM7:00)
【水 温】 17.5℃(AM7:00)
【同行者】 大内氏

 今年2回目のこの渓である。
そして久しぶりの複数釣行である。それも大内氏。
連日の猛暑でありながら、スコール混じりの危うい天気。山間部がどの程度雨量があったのか?
密かに「渇水ではないだろうか?」と心配していたオイラと「天気大丈夫かなぁ?」と大内氏。 いずれにしても夜8時にアパートを出発。
 今回は前回の「テンカラ爆釣FACTS」を受けての釣行となった。大内氏は夏休みのプール当番、 オイラは当たり前に仕事。当然仕事は手につかない。6:30PM、大内氏アパート到着後、数本の毛針を巻く。 8:00PM出発!
 このHP釣行記にある通り、入渓前のラーメンが釣果のバロメータ化しているが・・・今回も憶さず、 初入店の駒形一番館に・・・
既にお気づきの方もいるかと思うが、この「・・・」が全てを物語っている。 とても釣果を期待できるようなシロモノではなかった。 大内氏曰く「不景気だからツユも薄くしてんじゃねぇの・・・」そうめんを2人前食った後、 器に残っているツユみたいであった。

 ともあれ、車止めに向かって出発。
いるではないかせ!先行者が!!
これもあのラーメンのお告げだろうか?ステージアが結構前にきた感じで、 「○○○○以遠」という張り紙がある。二言三言会話をして、 小宴に入る。オイラたちはホオジロまでの釣行であるから、バッティングなし! したがって何のおとがめもなし!!
 天気も降ったり止んだり、時折星が垣間見える空であった。12時くらいに就寝。

 4:30起床にて、林道を歩く。ここで釣行史上初の大失態を犯す。
竿がない!竿が!!
商売道具を忘れ、20分歩いた林道をレオーネまで戻る。 鮎タイツとウェーディングシューズで走ったのも始めてである
ザックを途中において、レオーネまで戻り、川床まで1時間。 これも記録であるが、竿を忘れたのも恥ずかしい記録として残る。 この間、南アルプスの稜線が見えなくなるほどの大雨が降り、服はビショビショ。 川床につくと大内氏がフライの準備中で、 レインウェアを着ている。それ程雨がひどかったと言うことである。

大内氏です。ハイ

キンパクはいない。だから今回の釣行は毛針なのであるが、それでも10匹程度のキンパクを確保する。 毛針を全然食わなかった場合の 保険である。しかし、盛夏とは言えここまでキンパクがいないことも珍しい。

 大内氏が釣行早々にパラシュートで魚信を出すが、フッキングが浅く、敢えなくバラす・・・ 「逃した魚は大きい」ではないが、尺くらいある大物であった。 オイラも翻ったその魚対を見て「デカイ」と唸った。
オイラもはじめはテンカラを振っていたが、どうも魚の出が渋い。 途中からエサ竿との二刀流で挑むが、相変わらず渋い。
やっと出た7寸


 これは流れの途中のトロ場で、「ドヨドヨ」というイワナ独特の魚信。 感じとしては「小さい」と言うのがすぐ分かるものであった。 とは言うものの、今までイワナの顔を大内氏もオイラも見ていないので、 イワナを手にしてとりあえず一安心。
正直言って「イワナいてよかった」と思えるほど、久しぶりの魚信とイワナの顔であった。

 その後、やっと出たキープサイズを手にする。
流れを外れた日陰の岩の下ででた。その引きはそれ程力強いものではなかった。
腹を開けてみると、「ほとんど食っていない」と言っていいほど、空に近い。 天候不順で大雨を読んで、砂利をたくさん食ってるかなぁ、 とも思ったけど、それもなく、元々食いが立っていないのではなかろうか?


日陰の溜まりできた!

イワナ君戦闘態勢!

26pイワナでした!

 いつも渡河できる釜が渡れない。トライするも足がつかない。 これまでの低調な釣りが「泳いででも渡る」という気力をそいだことは言うまでもない。 ここで納竿である。
荷物をまとめ、釣り下る。大内氏はずっとフライであったが、結局ノッケのバラシだけであった。
オイラもテンカラ釣果0、エサで2本。二人合わせて魚信3、釣果2・・・何とも低調であった。

9月にリベンジだな  こう言って後にする。

 今まで8月の釣りは「イケマセンお盆釣行」に代表されるようどうもいい釣果がない。
考えられる原因としては・・・
※魚もお盆休みである?
※台風月と言うことで、ちょっとした気象の変化に魚が警戒心が強くなっている
※今回は時間帯が悪かった(やはり朝・夕の"まづめ"でないとイカン)

魚の独り言

今日はお休みやて!また来月きな、来月!

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