【釣行日】 1999年5月29日(土)
【河 川】 関の沢(取水堰より上流)
【気 温】 11.0℃(AM7:00)
【水 温】 11.5℃(AM7:00)
やっと来ました、今回3回目の釣行。久々の関の沢であります。
今週水曜日に雨が降り、中2日・・・コンディションはベストじゃん!!!ってな感じで、
いつもの通り金曜日10:30にアパートを出る。空いている予定だったスーパーは閉まっており、
林道小バカ宴会用の餃子とコテッチャン(今回はこの予定であった)を手に入れることが出来ず、
ローソンでカップラーメンとチョットしたツマミを買って、レオーネを走らす。
入渓時はいつも「明治ミルクチョコレート(茶色の包装紙:MEIJIで最もスタンダードな板チョコ)」と
「TAKEDAのビタミンCタブレット(ベタープラスではない)」の二つを持っていくのであるが、
最近では明治の板チョコは、12ピース分割(食べやすい、とのことだが・・・?)になり、
ビタミンCタブレットは置いてあるコンビニが減ってきた。ところが、今日は両方ともあった!
爆釣の兆しである。さらには、三澤からもらった"サッカー日本代表:ファイヤーパターンTシャツ"を
来ていたら、「フランスに行かれたんですか?」と見知らぬ、バイカーに声を掛けられる。
二言、三言話しをしたが、これも何かの縁と運・・・爆釣の予感Part2であった。
今回の釣行は、
自作テンカラ毛針でアマゴをゲットする!
と言う目的があったのである。
11:45大井川鉄道:閑蔵駅に到着し、いつもと同じようにレオーネ内一人宴会&椎名誠。
この時食ったカップラーメンはまずかった・・・
翌朝4:30起きで、線路を歩き始める。日本一地面から離れている関の沢鉄橋を渡る。
筆者:関の沢鉄橋を渡る
眼下に見る関の沢は、多少増水気味である。山道を歩いて1時間と15分。途中1分間ほど、 グウテイと睨めっこし、釣り始め地点に。思ったより増水していて、川原が狭い。眠いのと渓の状態が 思わしくないのとで30分ほどふて寝。
実はこの関の沢、オイラの渓流経験の中でも、非常に相性が悪いというか、手強い渓である。
というわけで、今回の釣行はいままでをまとめてリベンジしてやる、という強い思いもあった。 それだけにここで引き返すことは出来ない。でも、死にたくない。そこででた結論は 釣り下がるである。
第一投は当然のように堰堤プールであるがNo Hit!イヤな予感である。それでも徐々に、 魚信が出始めるが、薄くて小さい。そして釣り下がるも500bほどでゴルジュ大プールに行く手を阻まれ、 敢えなく釣行断念。目的だった"テンカラ"は釣り下がったところから堰堤まで振るが、反応なし!
釣果など
落ち込み脇から1本目! |
薄緑の魚体がキレイ! |
魅力的です! |
また来たい! |
帰りも同じ道を戻る。線路を歩いているとき、「電車が来たら写真でも撮ってやろう」と思っていた。
今までは閑蔵駅で発車待ちの電車の脇を汚い格好をした釣り師が通り過ぎたことが一度あるだけで、
オイラが線路歩いているときに、すれ違ったことはない!あったらここでも死にそうになっていたかもしれない。
ホントに来たのである。素早く山に逃げたが、
カメラを取り出す余裕もなく、車掌の「何だコイツ?」的冷たい視線に笑顔で応えながら、電車を見送る。
もしも、トンネルの中だったら・・・と思うと???
車掌はそれ程仰天する様子もない。過去にこうした釣り人と何人もすれ違っているのだろう。
乗客たちはオイラの姿を見て、ビックリするに違いない!と思っていたが、何とほとんどの乗客がオイラの
存在に気がつかない!。乗客の半分は幼稚園児と先生(遠足か何かだろう)で、ガキどもは気がつくのでは?
と思っていたが、全く気がつかず、それ以外の一般乗客も眠っているか何かである。奇しくもオイラの姿を
確認した乗客は「???」という面もちで、過ぎていく車窓を振り返っていました。
ちなみに、電車の速度は非常にゆっくりで、自転車で充分抜きされます。
関の沢鉄橋:遠景(対岸の絶景ポイントより)
閑蔵駅に戻るとサニーが1台(浜松ナンバー)。二人連れであった。話しをすると「スゴイ増水でダメ。150_ 降ったけど、2日間空いて大丈夫だと思ったのに・・・川も普通に渡れんワ!」渓流釣り師の考えることは そう大きく違わない。彼らの釣果は1本。オイラが優勢である。魚の独り言
ゴルジュ、泳いで越えたら、尺がおったに・・・