久々の生まれ故郷へ!'99 Second Attack!!!

 さて、'99シーズン、セカンドトライである。
前にも書いた通り、釣行前には必ずラーメンを食って出掛けてのであるが、今回はそれがない。
それにもまして、何だろうか?ちょっとした不安もあった。 「今シーズンは最低1ヶ月1回の釣行をしよう!」と 密かに心に誓ったのであったが、この日がその日でイイのであろうか? それじゃぁどの渓がイイのだろうか?など、 結構迷ったりした。ん?ラーメン食わない理由になっていないが、 とにかくラーメン屋に寄っていくという雰囲気が オイラの中に生まれなかった。何か中途半端な気持ちのママ、レオーネのイグニッションを回した。
 目的地は数年前、三澤と一緒に行った渓である。 あーだこーだ考えながらゲートについた。
 さて今回の釣行は、この時点で一つオモシロイ事があった。
トンネルで、浜松ナンバーのエスクードが道を譲るので、躊躇なく抜かして行った。 そのエスクードのナンバーはオシャレなシルバーフレームで縁取られていた。 「まさか、釣り人ではあるまい!」そう確信した。しかし、 万が一、ということもあるので、ゲートの前でしばし待つことに。 案の定、「ボゥボゥ」という、ヤンキーサウンドにのって、その車は現れた。 時間は23:15。この真夜中、人っ子一人いない温泉街で、 このヤンキーサウンドは迷惑以外の何者でもない。そして非常にミスマッチである。 以下の会話は、大輔『』、男3人、オネーチャン1人のエスクード「」で綴る。 余計なところは除いてある。
『中、入るんですか?(相手不明のため、始めは丁寧語である)』
「入れるんですか???(得体の知れない人間の発言に驚いている)」
『何しに行くんですか?(どう見ても釣り人ではないので、一安心)』
「地元の人ですか?"つり橋"ってどこでしたっけ? (コイツらまさか"つり橋"に今から行こうってんじゃねぇだろうな)」
『ここから歩いて20分くらいだけど、真っ暗だし、入口も分かるかどうか・・・』
「20分だって、20分。どうするか・・・そう言えば車で中入られるんですか? だったら僕らも一緒に(そう来ると思った)」
『ダメです。入るのはいいけど、僕はカギ閉めなきゃなんないし、 万が一開けていって、君らが帰るとき開いている保障はないし・・・』
「ダメかぁぁぁ。どっか他のつり橋知らないですか?(帰った方がいいじゃない)」
『ここから30分くらい走れば、あるけど・・・』
「・・・帰るかぁ・・・どっか他行ってみます・・・」
こうして彼らは去っていった。聞けば、磐田から2時間かけて来たのだという。 「夜のつり橋行こうゼ」ということになったのだろう。
という珍事があって、ゴキゲン(?)な林道ドライブとなった。
こうしていつもの通り、車を止めて、前夜祭が始まる。

餃子的レオーネ生活!
 いつも車を止めて行う"小バカ宴会"は、ビールと簡単なツマミ、 おにぎり、そして日本酒というように決まっている。 一人の時はほとんどこうである。でも最近考えた。これでは芸がない! "小バカ宴会"もチャンとせにゃイカン!!!ということで、 餃子を20ヶ用意した。
藤枝の美幸。レオーネも初体験のトランクスペース餃子である。最近頻度が高くなったオイラの "餃子的一人暮らし"で、美味しさ、価格、入りやすい店内、ゴチャゴチャといろんなメニューをおかない そのシンプルさ・・・総合力で群を抜いてナンバーワンの店である。 藤枝のジャンボ・エンチョー南側の信号を東側(瀬戸川の方向)に曲がり、高架を越えないで左に入る。 絶対にウマイ!

 話しを戻す。釣りの話しである。
【釣行日】 1999年4月17日(土)
【気 温】 10℃(AM6:40)
【水 温】  8℃(AM6:40)

 午前4時30分に目が覚めた。レオーネの中は餃子臭い。タマラン!
 5時45分出発である。天気良好、空気も思ったより冷たくない。 だが、バックウォーターからしばらく水が薄い。 いつもここは、水が煌々と流れていて、渡河もままならない。 ちょっと上の壊れそうなつり橋から対岸に渡ることも多い。 今回は楽勝で渡れる。渇水時は上流河川ほど水が薄い。 バックウォーターから5分歩けば分かれになるが、水は細い。 分かれから50分ほどキンパクを獲りながら上って行くが、 当初はキンパクは少なかったが、竿を出す頃には"キンパク丼"状態であった。
稚アマゴ(?)というのだろうか。 ネットの中にはこんな珍客も入ってきた。
 久々のこの地であるため、少々興奮気味であることは確かである。 歩き始めてちょっと行くと小さいが魚影を確認できた。ワクワクである。
何投投げただろうか?魚信こそ無かったが、不思議と釣れそうな雰囲気はしていた。 景色もいいし、水もきれい、深緑の緑も最高である。それも手伝って魚信のでそうな感じは常にあった。

出ました1本目。24pのレギュラークラス。パーマークと朱点が美しい。 '98は行っていないので、足かけ2年かけたアマゴとの対面である。 魚信はドヨッという魚信である。早合わせはイケナイ。じっくり食うのを待って、 それからチャンと合わせるようにすべきである。でないとバレてしまう。久々のアマゴ、第1号は魚籠へ。
 それからは天気も良く、午前中に後4本あげたが、2本は22pと小さいため、 「また来年」と再会を近いリリース。

岩の上から投入

26p。0.4号で抜き

流れの向こうでHIT

27pの良型

 午前中のラストランディングは、ファイト風景をカメラに収めた。


手前の泡の切れ目で

まだ元気である

そろそろか

観念しました

ご満悦ランチ!
 昼飯には最高のロケーションとアマゴ。久々に、このパターンでの昼飯!

ご満悦である

始まりますよ!

気の早いヤツ!

友はビール職人!
欠かせません!!!

尺アマゴ!

 バカウマ昼飯を堪能し、午後の釣行に入る。
途中、22p級を一本掛けたが、リリースして、13:30。そろそろ納竿という頃、ちょっと上流に見えた、 大きな釜を最後にしようと、一番デカイキンパクをつける。ここまで何年か通って、最高が27pであったので、 どうにかして、何とかしてが欲しい。そう思って午後の部を始めた。


31pの尺。初めての尺オーバー。

象の鼻に見える

アマゴの宙返り

素晴らしいの一言

 こうして釣行は幕を閉じた。前回に続き、2回連続尺ものゲットである。


尺はいないが・・・

きれいなヤマツツジ

魚の独り言
久しぶりだなやぁ・・・ここんとこ人が来んで、ええ思いできたなぁ。ゴミ持ってけよ!

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